オーガニック(有機)ドライフルーツ
オーガニックのドライフルーツ。それは、それぞれの国や州が設けたオーガニック(有機栽培)の基準に基づいて製造されたものです。
農産物や加工品、そして保管から物流といった、消費者の手に渡るまでの一連の流れが、基準を元として審査されるわけです。この認定業務にあたるのは、当然ながら農家や加工業とは別の第三者で、有機農家認定団体など。オーガニックのドライフルーツは、「CCOF(アメリカ)」や「NASSA(オーストラリア)」、「CBS(メキシコ)」に「エコ・サーと(フランス)」、といった有機農家認定団体による厳しいチェックを通過して、商品となるわけです。
よって、オーガニックのドライフルーツはより安全性が高く、品質の良いものであることがわかります。原材料となる果物が輸入ものであると考えると、防カビ剤や防腐剤、殺虫剤といった農薬が懸念されますが、オーガニックのドライフルーツに関してはこれらは一切つかわれていないのです。もちろん、化学調味料やオイルコーティングといったものも不使用。美味しく栄養を摂ることを目的としたドライフルーツですから、オーガニック ドライフルーツを選ぶことは外せません。
中には、オーガニックのドライフルーツを単なるブランド思考として見ている人もいますが、その“オーガニック”と付けられた名称の背景には、しっかりとした基準や条件が伴っていることを再確認したいものです。